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テロと報復     資料集(9)
アフガンの子ども40万人死亡も ユニセフが援助訴え
global-peace:3010 (011022)
 
朝日新聞ニュース速報

 国連児童基金(ユニセフ)はこのほど、アフガニスタンで救援物資が十分に行き渡らなかった場合、子供への影響が深刻だと強調、国際社会に資金援助を呼びかけた。
 ユニセフのアフガニスタン担当のラローシュ氏によると、首都カブールの子供の95%が暴力行為を目撃し、7割が家族を失うなど子供を取り巻く環境は悲惨だ。同国全体で5割以上の子供が栄養失調の状態で、ここ数年の子供の年間死者数は30万人にのぼる。さらに今の状態が続けば、この冬10万人死者が増えるという。大半の原因は栄養失調や寒さ、不衛生な生活による感染症などで、援助物資が届けば助けられる人災だという。
 ユニセフは緊急に3600万ドルの資金援助を国際社会に求めたが、現在その半分しか集まっていない。世界食糧計画(WFP)の場合、2億5700万ドルが必要と試算、すでに7000万ドルの資金を保持していたが、その後1500万ドル程度しか集まっていないという。
[2001-10-22-07:05]

■ごみ箱あさる子どもたち 悲惨な難民キャンプ生活

共同通信ニュース速報

 「米国に行って、アフガニスタンの惨状を訴えたい」
 米軍の空爆で夫ときょうだい二人を失った女性は怒りに震えてこう言った。パキスタン北部、ペシャワル郊外の難民キャンプ。病気がまん延し、飢えをしのぐためごみ箱をあさる子どもたちの姿も目立つ。国連や非政府組織(NGO)の援助が行き届かず、難民たちは悲惨な暮らしを強いられている。
 外国人の立ち入りが禁止されたキャンプにアフガン人を装って潜入、九月から取材活動を続けるニューヨーク在住の日本人ジャーナリスト、Q・サカマキさん(43)=本名・坂巻久次郎=に現地の様子を聞いた。
 ▽「夫は空爆で…」
 ペシャワルの北のカチャガディのキャンプで、サカマキさんが目にしたのは泥壁で造った家が立ち並ぶ光景だ。もともと約十万人が暮らしていたが、米軍の攻撃で新たな難民が親せきや友達を頼ってアフガンから毎日押し寄せ、医療も食料も欠乏している。
 国連からの無償援助のはずの小麦粉は業者の手に落ち、一キロ百五十ルピーで買わなければならない。
 「夫は空爆で体を吹き飛ばされてしまった。きょうだい二人も殺された」
 アフガンの首都カブールから約一週間前に逃げて来たハシーナ・ハジホフさん(37)は、怒りをあらわにして叫んだ。
 「米国に行きたい。そして、罪のない人たちが殺されている現実
を訴えたい」
 ▽ごみ箱あさる
 約五百世帯、二千人近くが暮らすタジヤバードは約三週間前にできた新しいキャンプ。食べ物を求めてごみ箱をあさる子どもたちの姿があちこちで見られる。
 元アフガン難民で、ボランティアとして難民を診察する医師バニアリン・アフマジさん(27)は「マラリアや結核などがまん延し、栄養失調で子どもたちが次々と死んでいる」とサカマキさんに話した。
 アフガン難民は、やみのガイドに約千ルピーを渡して手引きしてもらい、パキスタンとの国境を越えて来る。しかしキャンプでも金が必要だ。十人用のテントを借りるのに千ルピー支払わなければならない。
 被害感情や極度の貧困から、外国人への現地の人々の感情は悪化する一方。キャンプの入り口に立つだけで子どもたちが石を投げつけてくる。
 ペシャワルの東の約七万人が生活するジャロザイのキャンプで、サカマキさんとシンガポール人の写真家が六日、数人の男に連れ去られそうになった。
 サカマキさんは「何とか逃れたが危なかった。山賊がキャンプの中に入り込み治安は最悪だ。強盗や誘拐などが頻発している」と振り返った。
(了)
[2001-10-21-15:57]


■治安悪化し人道支援難航 アフガンの国連やNGO

朝日新聞ニュース速報

 米軍の軍事行動が続くアフガニスタンで人道支援に取り組む国連機関や非政府組織(NGO)を取り巻く環境が、悪化している。アフガン各地で事務所への襲撃が相次ぎ、地元職員の仕事継続が難しくなってきた。アフガン内で何らかの援助を必要とする人たちは推定約600万人。こうした人たちのもとへ続く「道」は細くなるばかりだ。
 「ほぼ毎日のように国連やNGO事務所襲撃の知らせがアフガンから届いている」。アントニオ・ドニーニ国連アフガン人道援助副調整官は20日、記者会見で危機感を募らせた。17日には首都カブールの国連事務所が襲われ、車3台が強奪された。国連地雷除去計画関連だけで車両80台を奪われたという。
 治安状況の悪化は、激しい空爆が続くタリバーンの拠点カンダハルや、反タリバーン勢力・北部同盟が迫っている北部のマザリシャリフで深刻だ。カンダハルではアラブ系武装集団がNGO事務所を襲い、タリバーンと交戦した。
 襲撃している集団の正体は不明だが、厳罰主義で犯罪を抑え込んでいたタリバーンの統治力の衰えをうかがわせる。コンピューターを略奪するケースもあり、テロ組織・アルカイダの関係者が国連のコンピューターデータ目当てに事務所を襲っている可能性もある。
 タリバーン当局も援助組織の前に立ちはだかる。カンダハルにある世界食糧計画(WFP)の倉庫は当局に差し押さえられた。
 これまでアフガン人職員に仕事を続けるように求めてきた国連は「自分の命を優先させるように」と職員に呼びかけ、事務所が襲撃された場合は速やかに放棄する方針を決めた。だが通信手段が限られ、連絡が徹底できないのが実情だ。ドニーニ副調整官は言う。「この方針が職員のもとに届いていることを願う」
[2001-10-22-08:31]
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