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<高校生に自由はあるのか?> 投稿より 06 |
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平和とか人権教育という前に・・・ | ||
constitution:0064 nana (011031) | ||
仁様、皆様 このメール、気になりながら今までお返事できませんでした。 ここに書いていいんですよね? >義務制では平和教育と人権教育がよく実践され、子どもたちの心に<平和の砦>はかなり 築かれていると思います。けれど、高校になると、もう随分希薄になっていくようです。そ れどころか、教育の現実がその<平和の砦>を破壊している状況さえあります。 > ――☆★☆―――――――――――――――――――――――――☆★☆―― > あなたにとって「教師」って何? > ――☆★☆―――――――――――――――――――――――――☆★☆―― > > みやこさんの「批判」というより、みやこさんの存在が仁に衝撃でした。 > 高校生の実像を目の当たりに見せつけられたような気がします。生徒と教師の人間 > 的な関係がここまで隔絶しているのでしょうか・・・。 > > 高校生の皆さんの、率直なご意見をお聞かせ願いたいと思います。 > <あなたにとって「教師」って何?> > かって高校生であった皆さんに、率直に体験談を語っていただきたいと願っていま > す。 > <あなたにとって「教師」って何だったか?> > みやまさんの投稿はともかく、自分のことを書こうと思います。 わたしは小学校と中学校の先生は、信じられませんでした(笑)。学校では適当にいい子にしていればいいやとしか思わなかった。好きな先生もいたけど、友達みたいな感覚かな。あまり「教えられてる」という感じはなかったです。 そして高校は、わたしの高校は希にみるとても自由な高校でした。私服だし化粧もパーマもピアスも、茶パツなんて駄目なんて言われるわけありません。校則も、あったのかなかったのか・・・覚えているのは、「いくら授業が無くてもお昼の時間までは学校にいなくてはいけない」ってものでした。それと、「ブランク制度」っていうのがあって、例えば3時間目の授業が休講になると、5時間目の先生のところにお願いに行って、5時間目を3時間目にあげてもらって、お昼終わったらすぐ帰る、とか(笑)。これが普通に行われていました。 ホームルームも、「合同ホームルーム」という名の男子校との合コンも普通でした。お昼もみんなで割りカンで、ピザの宅配を取ったり。まあ、これはわたしたちにはちょっとぜいたくでした。あと、バーゲンの時にはわざとお昼近くにブランクを入れて(この場合は、3時間目の授業を午後に持っていったりする)、10時頃から1時過ぎまで街に行って買い物したりしていました。でも、先生方も、これを「悪いこと」とはして見ず、まったく「ふつうのこと」として私たちに任されていました。 そういう学校に入学して、最初は、「そんなのあるんだあ〜」と驚いたけど、馴れるとこれが普通なのだと思うようになりました。わたしにしてみると、高校生って、大人です。お金も稼げるし、使い方も、そろそろ覚えないと大学に入って困りますよね。 先生にしても、「せんせー」とかって、友達感覚というか、あまり「教えてもらってる目上の人」という感じではなかったです。とてもフランク。先生というより個人として見ていたと思います。だから、小難しい先生や、何か特別な主義主張がある先生がいても、「ふうん、先生はそういう考えなのね。変わってるね(or 面白いね)。」という風にしか見なかった。ときどき先生が生徒の扱い方を誤ると(生徒が、不当な扱いを受けたと感じると)、授業ボイコットなどもしましたよ(笑)。 うちの高校は、先生も、わたしたちを大人として扱っていたように思うし、わたしたちも先生を、ひとりの個人として見ていたと思います。 勉強も、無理矢理にさせられるということは無く、補習なども、自分で登録します。それで勉強しなくて大学に行けなくても、「お前の責任」「わたしが真面目にやらなかったから」で終わり。 先生が何も決めないので、文化祭も体育祭も、遠足さえもぜんぶ自分たちで手配します。どれだけやったかで、面白くなるか、面白くなくなるかが決まる。だから毎年燃えて企画を練りました。(笑) 仁さんの理想の教育、平和教育、どんなものなのか。 わたしは小学校では平和教育、人権教育、あんまり記憶無いなあ。中学校に至っては、まるで無し。 高校は、クラブとかでボランティアをやってるクラブもあったけど、「真面目に、よくやるなあ」と傍観者でした。 このみやまさんの問題は、わたしの中学校にも似てるな。その「押し付け」教育みたいなのを高校でもやってるとすると、かなり問題なのではないでしょうか。平和とか人権教育という前に、スカートの長さを測ったりとか、勉強を強制したりということ自体が、わたしには子供の人権侵害に思えます。 あと、このみやまさんのスタンスはきっと、みやまさんの、そういう暴力的な学校の中での自然な防衛反応のように思います。そうやって生抜いていくことが、彼女にとって一番合理的なのではないでしょうか。 彼女にアドバイスがあるとすれば、そうやって生抜いていく技術を身につけて、じっさいそのように行動していて、じぶんの身に返ってくるものはぜんぶ自分の責任だということです。変えたければ変えればいいし、そのままうまく立ち振る舞えると思うのであれば、それも自分次第です。でも、あまり、精神的に健康なやり方じゃないのは、みやまさん自身も分かっていて、それで、苛立っているのではないでしょうか。 誰でもいいから、友達でも、信頼できる先生でもいいから、そういう学校の不満を話せるところがあればいいなと思います。そして自分にとって一番きもちのいい(後悔の無い)毎日を送って欲しいと思います。 hana / hana_2001_jp@yahoo.co.jp |
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あのころは、確かに「教育」に意味があった | ||
constitution:0065 shuji (011101) | ||
かつて高校生であったshuji(現在32歳)です 興味深い「みやま」さんのメールではありますね。是非、ご本人に転送してください。 仁さんからの直接返信メールにも、対応します。参考になればいいのですが。 > <仁さん キレイゴト> > {性掲示板010} みやこ (011021) > > この掲示板は使い方がよくわかりませんが・・。 > 管理人である仁さんはキレイ事ばかりですよね?教育者には多少のキレイ事は必要 > であるかもしれません。しかし、今求められていることと矛盾しませんか? > 生徒は教育者、つまり教師に信頼を寄せることはまずありません。当たり前です。 > 自分とはことなる人間であることが明確だからです。自分と全く違う考えをもった > 人。それが教師。どんなに真剣に指導しようともそれは教師という職業のもと、その > 仕事に生きがいを感じている人間、お金をもらう仕事である以上、信頼を寄せること > はまずありせん。うわべだけの信頼なら簡単に寄せられますがね。 私も教師を利用 > しながら生活しています。自分に評価を下す人間なのです。適当に仲良くして、色目 > も使って最高評価をもらっています。教師の前ではその教師の好きな自分を作る。適 > 度に悪いところを見せて改正したふりをしてまた最高評価をいただく。教師、生徒間 > のやりとりこそ援助交際でしょ?私がこの行為を繰り返すことによって教師は喜んで > る。自分自身に酔えるから。 そうやって、簡単な信頼を寄せられる方法を選んでいるのは不幸ですね。将来、困難な状況にぶつかったら、対応できませんよ。学校なんて、集団の中でいかに、周りのみんなとうまく、信頼できる関係を作り、社会人として、うまく機能的に生きていけるか学習する場です。演技なんて、社会に出れば簡単に見破られますよ。だまされるのは多くの場合、「先生」と呼ばれる職業についている方々くらいなもんです。 先に生まれただけだったりするのに。 > > ここまでいって何をいいたいのか。 > 仁さんも自分に酔ってるにすぎないのでは? > 教師に求めるのは知識をもらうこと。実際使えるようなね。使えない情報はいらな > い。キレイ事、教師の理想、夢・・・・それは個人が考えることであって人に強要される みやまさん、あなたの言っていることこそ、きれいごとです。知識は自分で身に付けるものです。教師に知識を求めた場合、多くの場合失敗します。あなたがやっている強いられて勉めている「勉強」では、 決して、知識は身に付きません。自ら、疑問を感じて、学んで問う「学問」が必要です。 > > ことじゃない。教師は事実と自分の思想のない一般的な賛否を語ればいい。どちらが > 正しいと思うか、新たな考えを求めるかは、個人的なことで、個人が考えればすむこ > とであるはずです。 その通りです。 > > 私は現代社会が大好きだけれど現社の先生と授業は大嫌い! 全否定する前に、先生を個人として見てみましょう。なかには面白い人もいるかもしれません。個人として見る前に、全て否定してしまうのは簡単ですが、それでは相手のことが本当に理解できませんし、それは、親友を作ることでも、恋人を作ることでも同様です。 また、授業は多くの場合、ためにならないことが多いので、なるべく、時間を有効に使うことにしましょう。問題意識を持てば、嫌いな授業時間も、自分が好きな本を読む時間に変わります。 > > 誰も教師の考えを聞きたいなんて思ってない。「教師」という社会から離れて生活 > している人間の意見は多くの場合において独りよがりなものばかり。マインドコント > ロールのような授業は要らない。自分の考えを押し付けるような方法は止めていただ > きたい。 まず、声を聞いてみて、問題があると思ったら、調べ、やっぱり、授業時間が無駄だと思ったら、読書の時間に変えましょう。ただ、あなたのような場合、問題を調べ、問題があると声を挙げることを避けて、 ただ、自分のいいたいことだけいっていることが一番時間の無駄です。 > > でなければディスカッションの意味はないでしょう。 > 仁さんはキレイ事をはなし、私たちが良く使う愛想をふりまいたような意見には肯 > 定的ですよね?でも自分の意見以外になるとキレイ事振りまいてばかりでディスカッ > ションになりません。 あなたのように、自分のいいたいことだけいっていても、ディスカッションは成立しません。 > > 『キレイゴト』への投稿より > http://easter.ne.jp/aoyagijin7/sei/toukou/keijiban005.htm > > ――☆★☆―――――――――――――――――――――――――☆★☆―― > あなたにとって「教師」って何? > ――☆★☆―――――――――――――――――――――――――☆★☆―― > > みやこさんの「批判」というより、みやこさんの存在が仁に衝撃でした。 > 高校生の実像を目の当たりに見せつけられたような気がします。生徒と教師の人間 > 的な関係がここまで隔絶しているのでしょうか・・・。 > > 高校生の皆さんの、率直なご意見をお聞かせ願いたいと思います。 > <あなたにとって「教師」って何?> > かって高校生であった皆さんに、率直に体験談を語っていただきたいと願っていま > す。 > <あなたにとって「教師」って何だったか?> 仁さんへ 個人としては参考になる人はいましたが、教師として尊敬できる人はいませんでしたね。特に、今の教育制度のもとでは、魅力のある教師は、除外されるでしょう。また、かつて魅力があったはずの教師が、やがて保身に走るのが常なので。 参考までに、 高校のころ、仲の良かった教師に「お前のような奴こそ、教師になって欲しい」といわれ「先生と呼ばれた瞬間、なんらかの権力が生まれるからいやだ」と答えました。 また、友人の披露宴で中学の担任に会ったとき、「先生には、連隊責任だって、顔をホウキの柄でなぐられたもんだよね」といったら、すでに教頭になっていた彼は「そんなことあったわけないだろう」と、答え、さらに大学卒業時の知人に「教員になろうと思うのだけど、考えを聞かせてくれ」と、真剣に聞かれ、 「お前の自由だが、子どもが不幸になるからできれば止めてくれ」と真剣に答えましたが、彼は教師になりました。 私の認識ではそんな状況です。 くだらないPTAに左右され、くだらない教科書に左右され、その存在の意味が崩壊しているのが教育の現場でしょう。もちろん、多くの場合という限定(?)で。 げんこつで殴られていた小学校時代、近所のおじさんやおばさんに怒られていた、あのころは、確かに「教育」に意味があったと思います。 ちなみに、私はルール違反の大人や子どもを見かけると、よく注意をしています。 |
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