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人は死んでも生き返る 15% |
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[noforce.8782] 2005年1月26日 12:40 | ||
どすのメッキー@管理人です。 私はこの調査結果に、ものすごく衝撃を受けました。 天動説を信じている子どもがたくさんいるというのもぞっとしたけど、それ以上ですね。 【「死者は生き返る」が15% 長崎県が児童生徒に調査】(共同25日) http://tinyurl.com/6jgfd 15%というのは、カルトの流行とかではもう説明できない数字です。しかも、離島部より都市部に多く、小学生より中学生に多い。 この調査結果全文は、長崎県教育委員会の下記頁で公開していますから、ぜひ全部見て下さい。 http://tinyurl.com/6clq4 問題の設問3「死んだ人の生き返り」はココ http://tinyurl.com/66o6r 最近の小中学生を見ると、この15%がすべて本心ではなく、中にはウケ狙いが混じっているのかもしれません。生き返る理由を聞 くと、回答として、本当に生き返ると信じている回答より、「生き返って欲しい」という願望が明らかに多い。設問を理解していない、とも考えられます。 しかし、思春期に至っても、「死」というものを現実の事象としてとらえられない、というのはそれ自体深刻な問題です。 最近ヒットした映画やドラマには、死んだ人が生き返るあらすじが多いのも影響しているかもしれません。私は、人間の人生を安易 な感傷で誤魔化すのは好きではありません。 私が高校生時代、大ヒットした「銀河鉄道999」は、生命はたった一度きりのものだ、というのをくどいくらいに訴えていました。宮沢賢治は、妹トシの死を体で納得するために樺太まで旅しました。死なれてなお忘れずこころの中に生きている、というのと、死を真正面にとらえないのとでは、大きな差があります。 つい先日、被災から1月近くもたって、会社の組合から、スマトラ島沖ツナミ被災地への義捐金募金箱が回されてきました。私の務めているような本社から離れた子会社ではしょうがないのかも知れませんが、役員が説明にくるでもなく、資料や訴えが添付されているわけでもありません。添付された文章にかかれた募集の理由はただひとつ ■上部団体から要請されたので■ これが、本来弱者と連帯し世の中を動かす役割を持つはずの労組の現実です。8年前地元で重油被害があったときも、緩慢な対応でしたからさして驚きませんが、未曾有の被害が出て、この想像力や共感の欠如。 これこそ、子ども達の未成熟の元凶なのかも知れない、と思いました。 |
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