子どもたちに<生きる力>と<希望>を! 
平和ML 01

  

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<想像力が権力を奪う>・・・懐かしい言葉
peace 3039 仁 (011024)

 青柳仁です。メルマガでアピールしました。
 NO WAR、MAKE LOVEの世紀を、想像力の復権で作り出していきたいものです。

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 <想像力が権力を奪う>     by・仁

 アメリカの「報復戦争」は本当に「正しい戦争」なのでしょうか? 「正しい戦争」は人間を殺していいのでしょか? ミサイルの落ちるところで子どもたちが殺されています。爆撃に逃げまどう子どもたちが埋められた地雷で死んでいます。

 「同国全体で5割以上の子供が栄養失調の状態で、ここ数年の子供の年間死者数は30万人にのぼる。さらに今の状態が続けば、この冬10万人死者が増えるという。大半の原因は栄養失調や寒さ、不衛生な生活による感染症などで、援助物資が届けば助けられる人災だという」(朝日新聞ニュース速報)。
 
 http://easter.ne.jp/aoyagijin7/heiwa/heiwa02-09.htm

 ブッシュ大統領はこの現実が見えているのでしょうか? おそらく見ようとしないでしょう。この現実を見たらブッシュ大統領だって「報復戦争」止めるでしょう。私達にはこの現実が見えているでしょうか・・・? 炸裂する砲弾の先で何が起こっているかを見る力が想像力です。「世界を支配できる権力を持った人間が、想像力を欠いている」と鶴見さんが朝日新聞に書いています(10月22日)。私達一人ひとりが、この年間30万人の子どもたちが死んでいる現実を見る力を持つならばアメリカの「報復戦争」を止めさせることができるはずです。
 同じように、この年間30万人の子どもたちが死んでいく飢餓状況に援助を惜しまないならば「テロ」を終わらせることができるはずです。豊かな国はこの現実を放置してきました。なしかね?
 
 アルカイダの持つ武器を作ったのは誰でしょうか? 
 子どもたちを殺す地雷を作ったのは誰でしょうか?

 想像力が戦争を止めさせる。そして、想像力が「テロ」を終わらせる。

 そして、想像力が人を豊かにつないでいきます。
 人間に与えられた二つの宝物、それは想像力と創造力です。
 平和を創造していく想像力は愛の力です。 
 幸せを創造していく想像力は愛の力です。
 愛の力は、気がつけば、自分自身の中に汲み尽くせないほど溢れています。

 夢見る力を自分の中に取り戻しませんか・・・?

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 HP『高校生の性の今 MENU』      
   http://easter.ne.jp/aoyagijin7/sei/seimenu.htm

 メルマガ『高校生の性の今』バックナンバー編
 http://finito-web.com/netkeijinan7/sei/sei-backmenu.htm
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難民が可哀想で終わりですか?
peace 3065 疾風 (011025)

 相模原の疾風です。

Sent: Wednesday, October 24, 2001 8:43 PM
Subject: [peace:3039] 想像力が権力を奪う・・・懐かしい言葉

 青柳さん

> アメリカの「報復戦争」は本当に「正しい戦争」なのでしょうか? 「正しい戦争」
>は人間を殺していいのでしょか? ミサイルの落ちるところで子どもたちが殺され
>ています。爆撃に逃げまどう子どもたちが埋められた地雷で死んでいます。

 「正しい戦争」というのはないと思います。お互いに正義はあるでしょうから。強いてあげれば外国からの「侵略戦争」に対する「防衛戦争」でしょうか。

> 「同国全体で5割以上の子供が栄養失調の状態で、ここ数年の子供の年間
>死者数は30万人にのぼる。さらに今の状態が続けば、この冬10万人死者が
>増えるという。大半の原因は栄養失調や寒さ、不衛生な生活による感染症など
>で、援助物資が届けば助けられる人災だという」(朝日新聞ニュース速報)。
 
 「人災」はわかりますが、それを招いたとして第一義的に責められるべき存在は誰でしょう。10月24日の日経新聞にも出ていますが、日本においても9,000万円もの預金が「テロ関連資金として「凍結」されたとのことですが、国民が食うや食わずで死線上をさまよっている時に、これほどの大金を第3国にため込んでいた
人達はどうなんでしょう?

 どうしてこの人達(タリバン政府幹部)へのコメントがないのでしょう。難民が可哀想で終わりですか? 

> ブッシュ大統領はこの現実が見えているのでしょうか? おそらく見ようとしない
>第3国にでしょう。この現実を見たらブッシュ大統領だって「報復戦争」止めるで
>しょう。私達にはこの現実が見えているでしょうか・・・? 炸裂する砲弾の先で
>何が起こっているかを見る力が想像力です。「世界を支配できる権力を持った
>人間が、想像力を欠いている」と鶴見さんが朝日新聞に書いています(10月22日)
>私達一人ひとりが、この年間30万人の子どもたちが死んでいる現実を見る力を
>持つならばアメリカの「報復戦争」を止めさせることができるはずです。
> 同じように、この年間30万人の子どもたちが死んでいく飢餓状況に援助を惜しま
>ないならば「テロ」を終わらせることができるはずです。豊かな国はこの現実を
>放置してきました。なしかね?

 チベットやウイグル地区における中国政府・中国軍による子供を含む住民への弾圧に対しての「想像力に欠く」朝日新聞が何を言うかという気がします(笑)アフガンを放置してきたのはソビエト撤退後、大国の利害が永らく絡まなかったからです。「大国の身勝手」と「アフガン国民の自助努力の不足」でしょう。

 勿論責任は大国にもないとは言わないが、何でもかんでも他人・他国のせいと言うのは間違いです。ソビエト軍撤退後、アフガン復興に向けての国家再建をなす第一の責任はアフガン国民にあったのです。その義務を満足に果たせなかったのです。

 それに援助というのはいつまでも続くものではありません。援助に甘んじ、自ら主体的な自助努力を行わなければ、国内の農工業は育たず援助が国家運営に大きくビルトインされ、北朝鮮の様に「たかり国家」となってしまいます。そしていつまでたっても外国からの援助を貰って生きるという構造(援助癖)から脱却できません。日本の敗戦からの復興のように外国からの援助があるうちの急速な自助努力が求められます。
 
> アルカイダの持つ武器を作ったのは誰でしょうか? 

●現在割安な旧ソ連・中国・北朝鮮製兵器が溢れかえっています。それではそれらの兵器を使っているのは誰でしょう?造るほうが悪いのか?使う方が悪いのか?多分罪の度合いは一緒でしょう。

> 子どもたちを殺す地雷を作ったのは誰でしょうか?

●これも安価な中国・北朝鮮製の対人地雷が主流ですね。なぜ日本やアメリカなど言い易いところばかりに地雷の廃絶を訴え、その一方地雷マーケットの大口生産国である北朝鮮や中国にはほっかむりするのでしょう?
 アフガンにかつて散布された地雷はソ連製でありそれについてはロシアに撤去要求して下さいませ。

ご参考:対人地雷生産状況
http://ww91.tiki.ne.jp/~sisyphe/jpn/proposal/mine/basic_03.htm#SESSION1

> 想像力が戦争を止めさせる。そして、想像力が「テロ」を終わらせる。

人類皆兄弟ですね。さあ皆さんご一緒に!

教育内容としての<平和>教育の現状
globalpeace 3284 (011025)

 疾風様、青柳仁@柳川です。
 ご丁寧なご批判ありがとうございます。ご指摘の点重々納得しています。高校生向けのメルマガに掲載したものを転載いたしました。高校生に一緒に考えようよ、というメッセージです。疾風さんの領域まで語れるようになるまでには相当な時間が必要だろうと感じています。現代社会の授業で、政治の領域に入り、日本国憲法の制定に至る過程で、生徒達の歴史認識の現状をお知らせしますと、たとえば、第一次世界大戦に関わってイギリスの3C政策とかドイツの3B政策のことは「テスト」的には知っていますが、それが持つ意味もイメージもほとんど持ち合わせておりません。そんなことを考える授業というものがあっていない現実があります。「歴史離れ」が言われて久しくなりますが、学校教育の現場では「社会科」そのものの意義が奪われていっ
ています。平和の問題も人権の問題も教育に関わる問題であろうと考えています。子どもたちは<願い>として平和を願っています。その願いを実現する手だても出会いも教育の現場では少ない現状です。
 ML上で、子どもたちと平和についてどんな話をしていくかというテーマが提起されていました。このテーマについて対話に参加したいと思い、高校生とこんな話をしようよと始めています、ということで参加できればと願ったのでした。
 このMLでは、そんな次元のことは一笑されそうだと思いつつも、投稿してしまいました。
 けれど、疾風さんに読んでもらえたこと喜んでいます。ご丁寧なご批判ありがとうございました。
 このMLで学ばせていただいている貴重な資料も高校生達と語る内容として活用させていただいています。たくさんの事実と行動を知ることが出来ました。ここで得たものを少しでも高校生達との対話の中で伝えていきたいと考えています。
 軍需産業とナショナリズムのパラダイム上でのいかなる思考も戦争をおわらせることはできないのではないかと思わざるを得ません。疾風さんのおっしゃる「大国」に対峙する人々とつながる生き方を創りだしていくほかないと考えています。
 「アメリカではなく、コスタリカに続け」というメッセージがありました。
 大きな<希望>を貰ったと思っています。

 今更ながら、日本国憲法前文の「理想」の大きさを実感しています。

 老仁のつぶやきだと黙殺してください。

 『21世紀を<平和の世紀>に! MENU』
  http://easter.ne.jp/aoyagijin7/heiwa/heiwamenu.htm

 高校生の<願い>が語られ始めました。高校生と一緒の地平で考えていきたいと
思っています。これからもご批判いただければ幸せです。
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 『教育を語るML』への参加のお誘い
子どもたちに<生きる力>と<希望>を!子どもたちは、今、マイナスのバリアに包
囲されています。そのバリアを創り出している私たち大人が,子どもたちと対話して
バリアを取り払っていきましょう。
 参加登録は、下記よりお願いします。
 http://isweb28.infoseek.co.jp/school/ao-jin/index1.html

 フリー参加もできます。下記へ送信してください。
  aojin7@freeml.com
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