子どもたちに＜生きる力＞と＜希望＞を！　
解放教育　特設授業
『芽吹き』感想文　０１
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違った目で見るかもしれない・・・
｛レポート　０７０｝　芽衣子　

　のりこのように顔に大きなキズがある人を街で見かけたら、自分はちゃんとその人を見ることができるかわからない。違った目で見るかもしれない・・・。
　今日のビデオにはたくさんの立場の人が出てきた。みんな自分のことを隠さず、堂々と生きていて、すごいなと思った。部落とか関係なく、みんな一緒だと思った。

世間の目ばっかり気にして、
本当に大切なことに気づいていない
｛レポート　０７５｝　安菜

　なんかジーンっときた。
　のりこちゃんが自分をイジメてた子どももかばうところがびっくりした。すごく優しい子だなぁと思った。もし私がのりこちゃんの立場だったら、たぶん、かばわないと思う。
　テーマ２の結婚差別は悲しくなった。
　誰と結婚しようが関係ないのに。やっぱり人は世間の目が気になるんだと思った。世間の目ばっかり気にして、本当に大切なことに気づいていない。
　早く結婚差別やいじめがなくなｒといいな。

私は体に鳥肌がだーっとでてきました
｛レポート　０７１｝　来希

　高校生の二人がのりこがいじめられているのを助けたとき。
　のりこが「顔に傷をつけないで！　私だけでたくさんよ！」と言ったとき。
　二つの場面の時、私は体に鳥肌がだーっとでてきました。それは何でなのかよくわからないけど、高校生の二人がのりこを助ける場合、「こんな勇気があってすごい人だ」と思った。そしてのりこの表情がとても印象に残りました。私だったら・・・と考えると、「なんてことしてるんだ！！」と思うだけで、「助ける」ってことはできないような気がした。私には、高校生の一人つよしが同和地区出身で、昔（小学生くらいの時）に差別されていて、同じような目に会ったのかなと思った。だからのりこを助けようと思ったんじゃないかと思う。
　「顔に傷をつけないで・・・」と言ったとき、その時の顔もまた印象に残った。何か考えさせられるような言葉だった。その後いじめていた子どもたちが、「いじめられたら僕たちに言って。僕たち助けに来るから・・・」と言ったとき、この小学生たちはすごいなと思った。
　小学生なのに自分の気持ちをはっきり言えたのりこはすごい勇気がある人だと思った。
　最後におばあちゃんが同和の勉強会に行って、自分の出来事を告白して、よしこが怒ったのにも納得した。その当時よしこはがまんできないくらいつらかったんじゃないかと思う。でもそれでよしこの夫になる人だったかずしが事故で死んだことによって、かずしの親、祖母ははどれほどよしこにひどいことをしたかがわかって、反省して、勉強会に参加してよかったと思った。

政治の面でも部落差別を受けている人を
保護する制度を作ってほしい
｛レポート　０７２｝　未夢　

　部落差別を目にしたり、身近に感じたりしたことがないので、このビデオを見てやっと部落差別がどういうものか知った。
　こういうのがまだ残ってるという事実を知って、なくしたいと思った。自分はこういう部落差別を受けている人とかをしらないけど、部落差別を受けている人は早く解放されたいと思っているんだろうな。
　こういう問題が日本にもまだ残っているんだから、政治の面でも部落差別を受けている人を保護する制度を作ってほしい。

自分が知らない内に部落差別をしているのでは・・・
｛レポート　０７３｝　羅伊良　

　私は未だに部落差別が何なのか知らない。すごく知りたい。
　今日見たビデオでは部落差別をされているところしか映っていなかった。差別はいけないことだけど、部落差別が何なのか知らない私にとってよくわからない。そして、一番私が嫌なのは、自分が知らない内に部落差別をしているのでは・・・と思うこと。だからよけいに部落差別について何なのか知りたい。
　次の授業で、できるなら教えてください。お願いします。

やっぱり部落差別はあったんだ
｛レポート　０７４｝　考未

　最後の方でおばあちゃんが覚悟を決めて昔の話を話し始めて、途中から「そういうことだったんだ」とわかって、”剛のお母さん”よしえが怒っておばあちゃんの胸ぐらをつかんで叫んでいたところがちょっと泣きそうになりました。家でこのビデオを見ていたら泣いていたと思います。
　やっぱり部落差別はあったんだと思って、こんなことが二度とないように部落差別や同和のことをしっかり学ぶべきだと思った。

差別やいじめめと戦っている人がたくさんいる
｛レポート　０７６｝　梨魅

　差別やいじめめと戦っている人がたくさんいて驚きました。
　よしえさんは差別されて、かずしさんに死なれて、自殺しようとしたけど、子どもができているということで、一人で子どもを育ててがんばって生きていて、すごいと思いました。
　のりこちゃんも自分をいじめている人をかばうなんて、そんなにできることではないし、それでいじめっこたちと仲良くなれてよかったです。

みんな勇気を出して行動に移すことが大切
｛レポート　０７７｝　清至

　いじめや差別の問題を解決するためには、いじめられている人もその周りの人も、そして過去にいじめなどをしてしまった人たちが、みんな勇気を出して行動に移すことが大切だと思った。
　特におばあちゃんの告白はとても勇気が必要だったと思う。そしてその告白を聞いて、最終的に許すことが出来たよしえさんはとても強い人だと思った。
　けれど、いじめや差別はそう簡単にはなくならない。
　もっと一人ひとりが意識して、行動していく必要があると思います。

私もその人たちの力になりたい
｛レポート　０７８｝　角花

　私にはなぜ女の子がいじめられるのかわからなかった。
　何も悪いことはしていないし、明るくかわいい子だった。いじめってそんなものなんだろうか。だから簡単に人を傷つけられると思った。いじめている子がすんなりと謝ったのが、なんかそういう簡単さが、目に入った。
　部落差別に対しても、おばあさんは息子が死んでから、自分たちは息子のためといっていたことが、結局は息子を苦しませ、殺してしまった。おばあさんは後悔してもしきれないほど思ったと思う。「息子に娘さんと結婚させたかった」「反対しなければこんな目には・・・」。
　人間の勝手な思い込みで作られた部落。そのせいで苦しむ人がいる。
　ならば、それを人間が作った責任としてなくしてほしい。
　私もその人たちの力になりたい。

間違えるのが悪いんじゃない。変わることが大切だ
｛レポート　０７９｝　仁実

　なんで自分が悪くないのに差別されないといけないのかわからないと思う。
　それでも現実に差別する人がいるから、差別は終わらない。理由も根拠もなく、人から暴力を受け、ののしられ、虐げられる。差別される人が説得できればいいが、どんなことを言ってもどんなことをやっても聞き入れようとしない人もいる。そういう人は内面から変わっていくしかないと思う。
　少しずつ、”住んでいる場所”とかではなく、”人格”そのものを見るべきだ。人と人はどこかで必ずつながっているのだから。
　間違えるのが悪いんじゃない。変わることが大切だ。不変のものなんて、きっとつまらないに決まっている。子どもが成長して、いつか大人になって、体の成長が止まっても、心の成長は無限に膨らんでいるのだ。詩が訪れる瞬間まで、そうしたいと思えば、可能なことだ。

アンケート回答　
もしあなたがこのビデオと同じように結婚を反対されたらどうしますか？

　なぜいけないのかを聞く。納得できる答が出るまで聞き続ける。

　納得してくれるまで説得を続ける。

　許してもらえるまで説得する。

　本当に好きな人だったら、反対されても結婚する。

　親に認められないなら、遠いところに行って、認められないままでも二人で暮らす。

　親子の縁を切ってでも結婚する。

　結婚は「両性の合意」で成り立つものだから、周りが反対しようと関係ないと思う。私は私のやりたいようにします。

　私一人の問題だったらどんなに反対されようと諦めないけど、相手のことを思うと諦めてしまうかもしれない。私よりももっといい人がいるんじゃないかと思ってしまいそう。

　結婚はあきらめると思う。ずっと好きでいて、親が死んだら結婚する。

　いやだし、死のうと思うかもしれない。

　一生結婚しません。
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　希望を！

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